Home > 2009.12.22 東京都 自殺防止のための電話相談技能研修のご案内
参加費不要
定員40名
自殺防止に関する対策スキルは、これからの電話相談員には必要不可欠なものになっています。そこで東京都では、適切な知識・スキルを持った相談員を育成するための研修を、2010年1月~3月にわたって開催いたします。
この自殺防止のための電話相談技能研修では、2010年度から電話相談員(非常勤)として働きたいと考えておられる方を対象としています。
大変充実した内容の研修です。意欲溢れる方々のご応募をお待ちしておりますので、ぜひ参加をご検討ください。
定員40名を超える応募があった場合には、2010年度に相談員(非常勤)として働くことが可能な方を優先させていただきます。
1/20 お申し込みは締め切らせていただきました。
必須項目を含む8単位以上を受講した方には、修了証を発行します。(最大11単位 受講できます)
※ 詳しくは下記 研修日程 をご覧ください。
研修内容 | 研修テーマ | 各論テーマ/備考 | 日時・場所 | |
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基礎知識習得の
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日本の精神保健および自殺の現状、
|
開講式 |
1月31日(日) [代々木研修室4F] |
9:30~9:40 |
自殺予防学総論「自殺の現状、現場の問題」河西 千秋横浜市立大学医学部精神医学教室准教授 |
9:40~11:30 | |||
南部 節子 NPO全国自死遺族総合支援センター 事務局長 |
11:40~12:30 | |||
昼食会を兼ねての意見交換交流会 |
12:30~13:30 | |||
自殺リスクの高い精神疾患
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総論および統合失調症、気分障害への対応白石 弘巳東洋大学ライフデザイン学部 生活支援学科教授 |
1月31日(日) [代々木研修室4F] |
14:00~15:20 | |
薬物・Al依存への対応幸田 実東京ダルク |
15:30~16:20 | |||
医療現場における自殺未遂者への対応山田 素朋子横浜市立大学医学部精神医学教室 共同研究員 |
16:20~17:10 | |||
自殺リスクの高い精神疾患
野村 忠良 |
17:20~18:10 | |||
ディスカッション |
18:10~19:00 | |||
就労、多重債務、消費生活、DV、
(必修2単位)
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債務・消費生活・法律橋場 隆志東京弁護士会高齢者・障害者総合 支援センター(オアシス)所属弁護士 |
2月14日(日) [代々木研修室4F] |
9:30~10:30 | |
高齢者虐待・介護白木 裕子日本ケアマネジメント学会 理事 株式会社フジケア 副社長 |
10:30~11:30 | |||
ディスカッション |
11:30~12:00 | |||
DV・家族問題高橋 郁絵原宿カウンセリングセンター |
13:00~14:00 | |||
母子家庭支援鈴木 利枝子西東京市福祉部高齢者支援課長 元母子自立支援員 |
14:00~15:00 | |||
公的扶助、就労支援等施策望月 利将(西東京市福祉部長) |
15:10~16:10 | |||
ディスカッション |
16:10~16:50 | |||
グループによる
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傾聴(受け止め)と助言(必修1単位×2) 2/20 or 27 のどちらか一日、 |
西原 由記子 NPO国際ビフレンダーズ日本支部 東京自殺防止センター |
2月20日(土) [代々木研修室4F] |
13:30~17:00 |
2月27日(土) [代々木研修室5F] |
13:30~17:00 | |||
飯島 睦子
内藤 武 |
3月22日(祝・月) [代々木研修室4F集合] |
13:30~18:00 | ||
他機関への繋ぎ(1単位) 右記の2日のどちらかに参加 |
荒井 澄子 元南多摩保健所 |
2月20日(土) [代々木研修室4F] |
18:00~20:30 | |
國吉 淨子 元東京都立中部総合精神 保健福祉センター |
2月27日(土) [代々木研修室5F] |
18:00~20:30 | ||
相談現場における
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東京夜間こころの電話相談(1単位) 各回2~3名ずつ9回行うので、 |
荒井 澄子(上記) 國吉 淨子(上記) 西村 由紀 NPOメンタルケア協議会 |
2月22, 26日 |
18:00~21:00 |
自殺防止センター(1単位) 各回2~3名ずつ7回行うので、 |
西原 由記子 自殺防止センタースタッフ |
2月16, 23日(火) 3月の全火曜日 [現地相談室] |
18:00~21:00 | |
自死遺族相談ダイヤル(1単位) 数名ずつ3回行うので、 |
NPO全国自死遺族総合支援センター |
3月10日(水)~12日(金) [現地相談室] |
18:00~21:00 | |
都外における自殺防止活動団体(1単位×3) ※どれか1ヶ所(1単位)のみ選択 ※交通費は一部補助あり。宿泊・食事代は自己負担です。 ※定員を超えた場合は、こちらで参加者を調整させていただきます。 |
(東尋坊)
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2月6日(土)~7日(日) [現地] |
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(富士樹海)
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2月11日(祝・木) [現地] |
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(南紀白浜)
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2月24日(水)~25日(木) [現地] |
青木ケ原樹海での自殺防止を目的として周辺の市町村や地元企業など18機関・団体らで発足されました。自殺の名所と呼ばれる青木ヶ原樹海のイメージアップを図り、地域ぐるみで自殺防止対策に取り組んでいます。自殺企図者等に気づき、声かけなど適切な対応が図れるボランティアの育成。自殺防止に取り組む仲間や地域に自殺対策リボンバッジを配布。樹海周辺での住民理解を求めたり、樹海のイメージアップのためのポスターを作成し、電車や売店、宿泊施設などに掲示。などの活動を行っています。
» http://www.pref.yamanashi.jp/ft-hokenf/suicide-guideline1.html
自殺防止センターは、誰にも心の叫びを受け止めてもらえず、自殺を考えるほど絶望している人々の訴えを、「聴く」ことに精力を傾けるボランティア団体として活動しています。いつでもどこでも、自殺を考えている人々、苦悩状態にある人々に感情面での支えを提供することを目的としています。
» http://www1.odn.ne.jp/~ceq16010/hp/top.htm
東尋坊には年間150人以上の人が全国から終焉の場として集ってきており、過去30年間に640人以上、ここ10年間に257人が飛び込み自殺をして亡くなっています。心に響く文集・編集局は、東尋坊の水際にある茶屋「心に響くおろしもち」(私設相談所)を活動拠点として、岩場のパトロール、遭遇した自殺企図者の悩み事を聞き、問題を解決するための手助けなど、自殺防止活動に務めています。
発足以来、2009年1月1日時点までに、158人の自殺企図者と水際で遭遇し、人生再出発のための各種支援活動をしてきています。
» http://toujinbou.web.fc2.com/
自殺企図者の救済(電話相談、面談、保護)、生活自立支援、自殺予防策など多岐にわたる活動を行っています。自殺企図者の救済は、ほとんどの関わりが電話から始まり、相談電話件数は年間1000件以上あり、保護件数も年間30件を超えます。保護した方々とは共同生活を通して問題解決(自己破産や就職活動、心身の回復)と自立を支援しています。また、人が自殺に至らない社会づくり、人づくりを目指して、様々なボランティア活動にも積極的に参加しています。
» http://www.aikis.or.jp/~fujiyabu/nrsv1.htm
自死遺族が、偏見にさらされることなく悲しみと向き合い、必要かつ適切な支援を受け、死別の痛み・傷みから回復し、その人らしい生き方を再構築できるように、「官と民」、「心理的支援と法的支援」、「自死遺族個々人と地域社会」など、これまで分断されてきた様々な要素を有機的につなぎなおして、総合的な自死遺族支援の拡充をはかり、もって誰にとっても生き心地のよい社会の実現に寄与することを目的として活動しています。
» http://www.izoku-center.or.jp/
誰にも相談できずひとりで悩んでいる人のための、24時間「眠らぬダイヤル」です。
いのちの電話は1953年英国に始まり、今や全世界に組織を持ち、ひとり悩む人々の話に耳を傾け、そして自殺予防を目的とする電話相談機関です。日本でも全国に51のセンターがあり、7,500人もの電話相談員がボランティアとして活躍しています。
» http://www.inochinodenwa.or.jp/
» http://www.find-j.jp/ (一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
家族会の使命は精神障害になっても安心して生きてゆける社会を築くこと。精神疾患に罹りにくい社会、罹っても早期に介入し障害にならないよう支援が行われる社会を実現すること。そのための啓発の促進、意見表明、家族会を必要としている方々への支援を目的として、日々活動しています。
ダルク(薬物依存症リハビリテーションセンター)は1986年、自らが薬物依存症であった近藤恒夫氏の手で東京都荒川区に設立された、薬物依存症者の回復を支援するための自助組織です。ダルクでは依存症から回復した人たちがスタッフとして、次の依存症者の回復を手助けしています。1998年現在、全国16カ所で活動しています。現在多くの依存症者が「今日一日」(JustforToday)を合い言葉として、日々ドラッグ抜きの人生を過ごそうと、自分自身とたたかっています。
» http://tokyo-darc.org/ (東京ダルク)
保健所・精神保健福祉センターなどの公的機関や、クリニック・病院などの医療機関、そして自助グループとの幅広いネットワークを活かし、来所されるひとたちにとっての『安全な場所』として、問題解決と回復のためのカウンセリングセンターです。カウンセリングはアディクションアプローチを基本としながら、解決志向アプローチ、心理劇など、カウンセラーの特色ある技法を活かして援助を行い、グループカウンセリングも積極的にとり入れています。
» http://www.hcc-web.co.jp/
1/20 お申し込みは締め切らせていただきました。
講義とグループワークはこちらで実施します
東京都渋谷区代々木 1丁目29-5 教会ビル内
■ JR代々木駅 西口下車 徒歩30秒
■ 都営大江戸線代々木駅 A1出口より徒歩30秒
代々木研修室のサイト : http://www.e-kaigi.jp/
アクセス : http://www.e-kaigi.jp/access.html
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● 特定非営利活動法人 メンタルケア協議会
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