2006(H18)年度 厚生労働省補助事業【未来志向研究プロジェクト】
『城西プロジェクト』 - 医療・介護・福祉などの地域連携促進のための交流会
医療・介護・福祉の間の情報共有のあり方を考える
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- 日 時
- 平成18年3月12日(日) 13:30~16:30
- 場 所
- SYDホール 代々木駅西口徒歩3分
- 定 員
- 120名
- 参加費
- 無料
- 主 催
- 特定非営利活動法人 メンタルケア協議会
本年4月から介護の領域では介護保険制度改正が、障害福祉の領域では障害者自立支援法が施行されます。医療と介護と福祉とは、これまで以上に連携しなくてはならないでしょう。しかし、連携に当たっては、考えておかなくてはならないことが沢山あります。なかでも、情報共有をどのように行えばよいかは最重要なテーマのひとつです。お互い十分に情報共有する必要がありますが、情報の取り扱いにはルールが必要です。また個人情報保護法も遵守しなくてはなりません。
「地域連携推進のための城西プロジェクト」の第2回は「情報共有」のことを取り上げて、多角的に検討してみたいと思います。
Program
- 13:30
- 開会の挨拶
- 13:35
- 連携と情報共有に関するアンケート調査結果報告 吉江 悟
- 14:00
シンポジウム「医療・介護・福祉の間の情報共有のあり方を考える」
座長 : 服部 万里子 / 羽藤 邦利
- 14:00
- 座長から
- 14:10
- ケアマネージャーに必要な情報収集と利用者への配慮 服部 万里子
- 14:35
- どうしたら医師とうまく情報共有できるのか 江畑 敬介
- 15:00
- 情報共有する上の守秘義務と個人情報保護法 野村 武司
- 15:25
- 総合討論
- 16:25
- 閉会の挨拶
本企画は、下記の補助事業の一環として行われています。
- 平成17年度厚生労働省老人保健事業推進費等補助金(老人保健健康増進等事業分)
【未来志向型研究プロジェクト】
『高齢者・障害者支援のための精神医学的・法的・介護福祉専門家連携サポートシステムを構築するための調査及び試行的実施(略称MELETEC)』
- 平成17年度厚生労働科学研究費補助金(障害保健福祉総合研究事業)
『精神障害者の正しい理解に基づく、ライフサイクル(ライフステージ)に応じた生活支援と退院促進に関する調査』
シンポジスト プロフィール
江畑 敬介 (えばた けいすけ)
医学博士、精神保健指定
1960年金沢大学医学部卒。都立松沢病院リハビリテーション部長、都立中部総合精神保健福祉センター所長を経て、江畑クリニック院長。日本精神障害者リハビリテーション学会会長。2003年厚生労働科学研究にて「地域ネットワークの形成と守秘義務との関係に関する研究」を発表。
野村 武司 (のむら たけし)
獨協大学法科大学院教授・同子どもリーガルセンター推進室長
東京都立大学社会科学研究科大学院修了。専攻は、行政法、情報法、子ども法。現在、埼玉県、長野県、町田市、逗子市などで情報公開や個人情報保護の審査会・審議会の委員を務める。情報公開や個人情報保護に関する研究論文多数。
服部 万里子 (はっとり まりこ)
城西国際大学経営情報学部教授
1985年大阪千里看護学院卒業。服部メディカル研究所設立。1999年社会福祉士、介護支援専門員。2000年城西国際大学経営情報学部教授。2001年産能大学大学院経営情報学研究科(MBAコース)修了。
著書
- 「介護保険にかかるお金がわかる本」(中央経済社) 2002/02
- 「新版 介護ビジネス 実践ガイド」(PHP研究所) 2001/06
- 「図解でわかる 介護保険のしくみ」(日本実業出版社) 1999/08
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