Home > 2015.06.13 (他機関からのお知らせ) 地域ネットワーク多摩主催シンポジウム
綾屋 紗月 氏(あやや さつき)
幼い頃から「明らかに人と交われる気がしない。一線を感じる自分はいったい何者なのか」と途方に暮れ続ける。2006年、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム障害)の診断を受ける。現在、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。「当事者研究」を行っている。"発達障害当事者による発達障害当事者のためのフリースペース"「Alternative Space Necco」にて、2011年より定期的な当事者研究会を開催中。
熊谷 晋一郎 氏(くまがや しんいちろう)
小児科医。山口県新南陽市生まれ。新生児仮死の後遺症で脳性麻痺になり、車椅子から離れられない生活を送っている。小中高と普通学校で統合教育を経験した。山口県立徳山高等学校を経て東京大学医学部卒業後、病院勤務等を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター准教授。2010年、『リハビリの夜』(医学書院)で第9回新潮ドキュメント賞受賞。
専門職と当時者はパートナー関係を結び対等な関係を持つことが主流になってきています。専門職と当事者、双方の率直な想いを語っていただき、対等な立場で治療や支援を行うために必要な関わりの視点を探ります。