事業案内

第1回 企業メンタルヘルスアドバイザー養成講座

多くの企業が従業員のメンタルヘルスへ積極的に取り組むようになってきています。背景には従業員にうつや適応障害が増えていること、自殺率が高い状態が続いていることがあります。また、労働安全衛生法の改正や障害者雇用促進法の改正など国の施策が大きく変化したという事情があります。企業のメンタルヘルスを推進させるためには、精神科医療機関がこの課題にもっと積極的に関与する必要があります。しかし、関与するには、労働安全衛生法などの関連法律を知っていなくてはなりません。さらに、企業の事情や実情を理解しておかなければなりません。

そこで、東京精神科病院協会では、特定非営利活動法人メンタルケア協議会の協力を得て、企業のメンタルヘルスの関わるために必要な知識を習得するための研修の場を設けることにしました。

今回は初めての試みであり、基本を重視した内容になっています。研修の第一部では、知っておかねばならない重要な法律や基本的なノウハウを、長年企業のメンタルヘルスに関わってこられた講師の方に講義していただきます。第二部では、企業の人事部の方から、最近の企業の事情や、企業が精神科医療にどのようなことを求めているのかについてお話していただきます。次に、弁護士の方も交えてディスカッションしたいと思います。

対象者
医師、看護師、心理士、PSW、OT、その他ケースワーカー
主 催
社団法人東京精神科病院協会
共 催
特定非営利活動法人メンタルケア協議会
日 時
平成19年12月1日(土) 13:15~17:00
場 所
人事労務会館3F大会議室
参加費
無料
定 員
108名
  • 参加された方には、「企業メンタルヘルスアドバイザー」養成講座受講証明書を発行させて頂き、登録させていただきます。

プログラム

13:15~13:25
開会の挨拶
13:30~14:30

講義「企業のメンタルヘルスに関わる法律、制度、関連機関」
  ~産業医や精神科医療機関の役割を含めて~

大西 守 (社団法人日本精神保健福祉連盟常任理事)

14:30~15:10

「主治医の役割と診断書の書き方」

石井 一平(石井メンタルクリニック院長・労働衛生コンサルタント)

15:10~15:20
休憩
15:20~16:00

「従業員のメンタルヘルスにおいて企業が精神科医療へ求めること」

川杉 範秋(京王電鉄株式会社 人事部長)

16:00~16:50

ディスカッション

コメンテーター

星 昭輝 (新宿南診療所院長・労働衛生コンサルタント)
元橋 一郎(神田お玉ケ池法律事務所・弁護士)

16:50~17:00
閉会の挨拶

会場案内

人事労務会館3F大会議室

東京都品川区大崎2-4-3(大崎駅西口より徒歩3分)
電話:03-5434-2266

お問合せ

特定非営利活動法人 メンタルケア協議会
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目55番14号 セントヒルズ代々木 403号室
TEL:03(5333)6446