事業案内

オレンジノートについて

オレンジノートが始まります!!

オレンジノートは、急な受診に役立つ情報を記載しておくノートです。
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2008 (H20) 年度
厚生労働省障害者保健福祉推進事業【障害者自立支援調査研究プロジェクト】
医療機関や社会復帰施設が精神障害者の
緊急対応を行いやすくするための研究

“オレンジノート”は、厚生労働省障害者保健福祉推進事業(障害者自立支援研究プロジェクト)「精神科の緊急対応を行いやすくするための研究」の一環として、メンタルケア協議会が作成したものです。

今回試作したオレンジノートは、東京都版です。都内にお住まいの方に試しにお使い頂きたいと思います。

ノートの目的

救急診療において、診療情報の不足が大きな障害となっています。治療経過、身体疾患の有無、処方内容、薬剤へのアレルギーの有無などの診療情報が十分でないと診療に手間取るだけでなく、事故のリスクが高まります。

研究班では「重要な診療情報を伝達するツール」として“オレンジノート”に必要な情報を記載しておき、救急受診が必要になった時に、ご本人やご家族が受診先に呈示することを想定しています。

主治医の記載

“オレンジノート”のP5~6は、救急受診に必要な診療情報を記載するようになっています。P7以降は、薬剤の変更など追加記載にお使いいただけます。

P14「こころの健康度チェック」の下段には、症状悪化のサインと対処法を書く欄があります。ご本人に書いていただく欄ですが、わからない場合には主治医に相談することがあります。その際は、ご助言いただけたらと思います。

謝礼とアンケート

主治医の方へ
些少ですが、記載していただいた場合には「診療情報提供書」相当分の謝礼をお支払いいたします。添付の葉書にご住所、医療機関名等を記入の上ご投函下さい。葉書にはアンケートの欄を設けておりますので、ご協力下さい。

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事業概要

「医療機関や社会復帰施設が精神障害者の緊急対応を行いやすくするための研究」
(障害者保健福祉推進事業・障害者自立支援研究プロジェクト)

研究班代表
羽藤 邦利  (特定非営利活動法人メンタルケア協議会)
研 究 員
稲垣 中   (慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
大久保 豪  (東京大学大学院医学系研究科健康学習・教育学分野)
小栗 康平  (早稲田通りこころのクリニック)
梶原 徹   (特定非営利活動法人メンタルケア協議会)
菊地 俊暁  (慶應義塾大学大学院医学研究科)
黒田 光代  (東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)
佐藤 忠彦  (桜ヶ丘記念病院)
白石 弘巳  (東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科)
西村 由紀  (特定非営利活動法人メンタルケア協議会)
野村 忠良  (東京精神障害者家族会連合会会長)
平田 豊明  (静岡県立こころの医療センター)
穂積 登   (特定非営利活動法人メンタルケア協議会)
山本 健一  (特定非営利活動法人メンタルケア協議会)
横山 由香里 (東京大学大学院医学系研究科健康社会学分野)
吉江 悟   (東京大学総括プロジェクト機構)
以上16名  (敬称略)