事業案内

第13回シンポジウム報告書

社会的支援が届いていない膨大な数の人たちへの支援を考える
~ひきこもり、外来ニート、未治療・治療中断~

開会挨拶

羽藤 邦利(メンタルケア協議会理事長)

座長挨拶

白石 弘巳(東洋大学ライフデザイン学部教授)
西村 由紀(メンタルケア協議会理事)

第1部 最近の精神保健医療福祉施策の動向

講 演

林 修一郎 (厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課)

第2部 地域で支援が届いていない膨大な数の人たち

「孤立している家族」 ―― そのあまりにも過酷な状況

野村 忠良 (東京つくし会 会長)

「膨大な数の『外来ニート』に注目しよう」
  ―― 実態調査から見えた実現可能な支援策とは

平川 博之 (日本精神神経科診療所協会副会長)

「『ひきこもり』の実情」―― ひきこもり当事者・親・家族と関わって見えてきたこと

井手 宏 (全国引きこもりKHJ親の会・西東京「萌の会」会長)

第3部 各地で始められている新しい取り組み

座 長

羽藤 邦利(メンタルケア協議会理事長)
西村 由紀(メンタルケア協議会理事)

「対象を限定しない、総合相談の活動から」

―― 千葉県市川地域でのアウトリーチ型総合相談事業のなかでは、ひきこもりやホームレスなど、社会的支援から疎外された多くの人たちに出会うことになりました。

朝比奈 ミカ (中核生活支援センター「がじゅまる」センター長)

「福祉サービスを取り入れながら、小さな支援を紡ぎ、つないで行く試み」

―― 病気・介護・仕事の経験や持ってる資格をみんなの財産として共有すれば、私たちは出会えます。

満窪 順子 (非営利型一般社団法人たまぷらねっと代表理事)

「ひきこもりを支援する“窓の会”活動」

―― 家にひきこもりがちな精神障害者への戸別訪問と、フリースペースの提供

小松 正泰 (元全家連理事長、「窓の会」代表)

「困難事例への訪問の経験から」

―― その人らしい多様な生活を応援する支援とは

寺田 悦子 (多摩在宅支援センター円 理事長)

「ACT-Kにおける、未治療・医療中断者への関わり」

―― 未治療・中断の人たちの問題は人間不信と医療不信、人間関係の再構築が大切

高木 俊介 (たかぎクリニック院長、ACT-K代表)

「通常の外来診療を担いながら重度の障害者の地域支援を試みる」

―― いつからでも、どの診療所からでも、はじめられる地域支援

新居 昭紀 (ぴあクリニック院長)

第4部 総合討論

支援が届いていない人たちを支援するために私たちは何から始めれば良いのか

閉会挨拶

穂積 登(メンタルケア協議会前理事長)

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